音楽家オススメ書籍 5【クラシック音楽全史】

本を読むと知識が広がる。

本を読むと人生が豊かになる。

本は人生の指南書である。

音楽家である私、
上松明代が音楽家ならではの、お薦め書籍をご紹介します。

 

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『クラシック音楽全史』ダイヤモンド社

 

 

お薦め書籍の更新が久方ぶりになってしまいました。

今日、オススメする書籍は

『クラシック音楽全史』

サブタイトル〜ビジネスに効く世界の教養〜

というガッツリ音楽本です。

タイトルだけ見ると、

クラシック音楽愛好家以外の方からは敬遠されそうなのですが

⁉️

とても分かりやすくそして楽しく書かれた

「音楽」概念が生まれてから現代までの

歴史と音楽の移りゆく流れが書かれた本です。

(クラシック音楽入門という感じです)

この手の本で、

予備知識がない方にも理解しやすく、

重要なことを落とすことなく詳細に書かれた本は

なかったように思います。

 

クラシック音楽や絵画は、

その作品の書かれた時代背景や、

周辺知識がないと楽しめないものです。

勿論、そんなことは抜きにして

感性だけで作品を楽しむことも出来ます。

しかし、芸術も教養があると

「より」作品を楽しむことが出来ます。

だから、

もっと作品を深く楽しむために、

ざっとクラシック音楽史を知りたい方には

もってこいの本です。

 

また、

この本の最後に筆者が推薦する

・クラシック音楽入門向けおすすめ曲10選

・クラシック音楽が観て楽しめる映画30選

が記載されていて、

何から聴けば良いか、よく分かります。

 

ただ残念なところは。

サブタイトルにある

「ビジネスに効く世界の教養」・・・

これはちょっと違うかな・・と。

まぁこういうサブタイトルを付けると

注目されやすい

書店で手にとってもらいやすい

そういうことを想定してでのサブタイトルでしょうが・・・

ビジネスに効くというより、

「この本を読むと、

私はクラシック音楽の素養もあります。

とアピールできるようになりますよ。」

という感じですかね。

でもそれでも

「知る」「学ぶ」ことは良いことです。

 

ちなみに美術シリーズもありますよ。

『名画の読み方』

 

私は美術に関しては完全に素人で、

ただただ好きで、

知識を得たいということで

様々は美術本も読んでいますが、

美術に関しての書籍はどれも分かりやすいですね。

だって

文章と一緒に、絵や写真が掲載されているから。

(この本はオールカラーで掲載されています)

音楽は紙に添付できないから

なかなか難しいですね。。。

(QRコードを付けて欲しいですね。

あるとすぐにスマホで聴ける)

 

音楽も美術も

教養を高めることによって

さらに楽しめます✨

是非、一度読んでみて下さい。