コロナ前はよく映画館に足を運んでいた。
音楽をはじめとする、
芸術系映画(アートムービー)が大大大好きだった。
(もちろん今も)
でもコロナで映画の上映数がガタ落ち。
その中、芸術系の映画制作はほぼなくなった・・。
そんな中、久しぶりの音楽映画『ボレロ』o(^▽^)o
初日に鑑賞して来ました!
内容は、ラヴェルがバレエダンサーに曲を委嘱され
苦悩の中、彼の代表曲である『ボレロ』完成させる。
しかしその代表作の『ボレロ』が想像を超える高評価で
「あの曲が僕のキャリアを飲み込んでいく」と、
別の形での苦悩を背負うことになる。
凄く共感できることが沢山ありました。
まず、
『ボレロ』(新曲)を生み出すまでの
時間と空間を彷徨う行動。
ラヴェルから見たら雑魚みたいな作曲家の私も同じです。
多分、全作曲家(メロディーメーカーは含まない)は
みんな同じだと思うなぁ。
後は、
自己と他者の評価が異なることに
頭がクラクラすること。
よくよく見てみると、
この映画の監督は女性なのですね。
とても細やかな演出が沢山ありました。
(カメラワークや女性の表情等)
納得です。
個人的にはラヴェルの作品で
『夜のガスパール』が好きです(=´∀`)
ピアノで弾けたらな、と思う。
私はドビュッシーよりラヴェルの方が断然好き。
名を馳せた偉人の作曲家も雑魚の作曲家(私)でも
一緒なのよね、産みの苦しみは。
特に楽譜にオーケストレーションをバッチリ描く作曲家というのは
「情熱」と
「精神力」と
「体力」を持ち合わせていないと
五線譜は埋まらない。
【15分ごとに世界で誰かがボレロを演奏している】
音楽が好きな方、
作曲家の生活に興味のある方、
是非、ご覧下さいo(^-^)o
かく言う私は、
猛烈に新曲を書きたく(作曲)なりました!!
(感化されやすい・・・)
以上。
(=´∀`)
ちなみにこちら2021年コンサートの『ボレロ』
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ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
フルート二重奏とピアノに編曲しています。
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