【音楽エッセイ】楽譜には沢山書き込もう

いよいよ!春本番ですか?

もう寒い日、ないよね!?

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みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

花粉症は大丈夫??

今、ヒノキ花粉が最前線!

 

 

 

音大生の頃から留学生時代まで、

いろ〜んな人の楽譜を見たことがありますが、

上手い演奏家はみ〜んな楽譜が真っ黒。

 

真っ黒というのは、

様々な演奏の注意書きがされてる、

ということです。

 

かたや、あまり上手ではない人の楽譜はほとんど何も記載(印)がない・・。
(まぁ初心素人さんに多いのですが。誰か有名な演奏家の方もそう言ってたけど・・誰だったかなぁ??)

 

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これは小学生の生徒の楽譜。ドボルザークの「ユモレスク」。

小学生なので、あえて色を使ってわかりやすく色々書き込んでます。

 

よく音間違いしてしまいがちなところや、
シャープやフラットを落としそうなところはわかりやすく印を入れる。

あと、クレッシェンドとか強弱記号も、より鮮明に頭に叩き込むために印。

 

例えば、「espressivoエスプレッシーボ表情豊かに」。

という楽語があるとして、そういうところはあえて、
自分なりの比喩表現を書いたりする。

そうだなぁ〜、この場合だと、

「花やネコを微笑ましく愛でる感じ」とか、

その曲の色彩を「ゴッホのヒマワリのような色の色彩表情で」とか。

これはあくまで、私の感性でのエスプレッシーボですが。

 

 あとは、解りやすい表現だと、

「crescendoクレッシェンドだんだん大きく」だと、

ご機嫌な波が押し寄せてくるように!とか。

 

 

そうです!

 

演奏家ってただ楽譜を追って吹いている(弾いている)だけじゃなく、

常に、頭の中では様々なことを考えながら演奏しているのです!

 

これは楽器経験者ではないと、なかなか理解してもらえないのですが・・。

楽器演奏って、すごく頭使います。

演奏中に頭で考えていることが、吹き出しのように言葉が視覚化されたら、

すごーーーーく面白いだろうねぇ。

 

本番では、音楽的なこと以外にも、

「あ〜きたきた!この箇所、練習でよく間違えたところや!上手くいくかなぁ?」

・・・・なんて言う、邪道なことも・・・

頭を過ぎります、はい、これ本音。

 

来月、教室の発表会があり、

私もそこで生徒とアンサンブルしたりと出番が (かなり)あるので、

そろそろ真剣にフルートの練習しなきゃなぁ・・ 😐

作曲はしばし、お預け。。。