【音楽エッセイ】和の心が聴こえる『龍笛』クラシック音楽家からみた日本音楽

 

わたくし、龍笛を習いに行っておりまして、と言ってもまだ2回しかお稽古してないのですが💦

龍笛を交えた日本音楽を作曲しようと思っているので、

まずは自分がメインの龍笛を演奏できないと始まらない!と思い。

まぁ本編を読んでもらったらわかりますが、、

難しい!!!!!!日本音楽!!!!日本人なのに😢


 

素敵なご縁があり、龍笛を習いに大阪まで通っている今日この頃。

おそらく多くの日本人が和楽器の音色を聴くと、

日本の花鳥風月が自然と頭に浮かび、安堵するのではないだろうか。
 

龍笛とは竹を素材とし、息を入れる歌口と7つの指穴を持つ横笛で、

雅楽で使う管楽器「吹物(ふきもの)」に分類される。

他に弦楽器「弾物(ひきもの)」、

打楽器「打物(うちもの)」がある。

またこの3つによる合奏を【管絃】と呼び、

舞を伴う【雅楽】とは区別される。

 昨年『作曲家は楽譜を聴く』という記事の中で西洋音楽の五線譜について述べたが、

日本音楽は西洋音楽共通の記譜法という概念がなく、

楽器ごとに楽譜が多種多様。

勿論、龍笛の楽譜も五線譜に書かれていない為、

西洋音楽に精通している私には、チンプンカンプン。

これまでの知識はほとんど役に立たない。

音の名称(当然、ドレミではない)から始まり、

楽譜の読み方、調子、拍子やリズム感など、初心者同然である。

辛うじてフルートと同じ歌口を持つ横笛であるという点が救い。


 管絃と西洋の管弦楽(オーケストラ)の大きな違いは、

指揮者の有無だ。

管絃の合奏に指揮者はなく、

打物の鞨鼓(かっこ)奏者がテンポや曲全体の流れを統率する。

和を以って貴しとなす。ではないけれど、

調和を大切にする日本音楽は、速度や微妙なリズムなど、

他の奏者と空気を読み合い演奏する。

まさに【間】の世界。

だから演奏法が綿密に書かれた五線譜を基盤にする音楽とは異なる日本独自の音(音楽)が生み出される。

どの民族も、言語と音楽には相通じるものがある。

日本音楽の場合はそれに加え、

和の精神が音楽に如実に現れていることに、日本人として誇りを感じる。

 


 初心者である私は今『越天楽』を練習しています。

安堵が得られる楚々とした演奏ができるまで、

果たしてどれほどの年月を要するでしょう。

奥が深く、これからの学びがとても楽しみであります。

『越天楽』はYouTubeで披露しますので、今暫くお待ち下さいませ。

尚、上達の様子はブログにて記します。そちらも是非どうぞ。