わたくし、何度も言っておりますが、
現代アートが大好きでして、
東京へ行った際には必ず、「森美術館」に嬉々✨と向かいます
東京に住んでたら、もぉ〜〜そりゃ主のように通うやろうなぁ。。。
だって、時間が許すなら、展覧会を見ることだけの目的で東京へ赴きますから。
現在開催している企画展は、
一見どこにでもある見慣れた風景ですが、よく見ると、水がないのに舟が浮かんでいたり、人々がさまざまなポーズで壁に張り付いていたりと、その異様な光景に観客は驚きと違和感を覚えることでしょう。自分が見ていることは果たして現実なのか、という疑いを抱くとともに、いかに無意識のうちに習慣にとらわれて物事を見ているか、という事実に気付くのです。(森美術館HPから引用)
このテーマが秀逸‼️
作品は、現代アートに精通していなくても分かりやすく、
充分に楽しめるものばかりです(体験ができる作品もあります)。
>自分が見ていることは果たして現実なのか、という疑いを抱くとともに、
いかに無意識のうちに習慣にとらわれて物事を見ているか、という事実に気付くのです。
この思考が天才。
芸術というものは、何かフッとした疑問をきっかに生まれることが多いと思う。
問題提起を「アート」にできる力が本当に素晴らしい。
例えばこういうの。
>制約への強い苛立ちを表現するとともに〜
出来上がった作品を見ると、
誰でも思いつきそうなもののように感じるのですが、
そうではない。
まず疑問を実際に「可視化」させ(形にする)
「タイトル」を付け、
「解釈」させることは非常に難しいことなのだと、
現代アートの作品を見て、いつも、そう思う。
私だって社会の様々な問題提起を
音楽にできれば最高なことですが、
むちゃくちゃ難しい!
何故なら!?
私の音楽には歌詞がのっていないからです!
歌詞があると、直接言葉に出来て分かりやすい。
見えやすい。
しかしいわゆるインストの曲は、
「音」で全てを表現しなくてはいけない。
これは不可能に近い(0ではない)。
そういうことを考察した時、
自分の無力さに、絶望にも似た感情を覚えたこともあります。
しかしこれが、
【映像と音楽】という表現方法を生み出しました。
ただ、私は本当に、ただのヒト(芸術家としての超凡人)なので・・・😥💦
疑問をアートにしたり、
問題提起を作品に出来る日が来るのだろうか・・・。
悲しいかな、怪しいものです。。。。
「いつか、そんな作品を制作したい!」
アホみたいやけど、真面目にそう思っています。
で、今は
「とにかく多くの人に私の映像と音楽で楽しんでもらいたい!」
という想いから制作しています。
それもホラー(サイコ)やコメディーだと分かりやすいし、
私も2つとも大好きなジャンルなので、
それに照準を合わせています。
多分、まずそれが(楽しんでもらう)出来ないと、
問題提起がどうのこうの以前の問題だと思いますので・・(と、今は自分を納得させている😅)。
東京近郊にお住いの方は是非‼️‼️
この展覧会に足をお運び下さい❗️
絶対、得るものが多いですから(純粋に楽しいし 😀 )。
ちなみに、近年、私の尊敬する現代アート作家は以下です。
◆塩田千春
◆ミカ・ロッテンバーグ
この2人につきましては、国宝級の才能だと思ってます。
ミカ・ロッテンバーグは、映像インスタレーションを主にしたアーティストなんですが、
その映像はものすごく価値あるもの(だと思う)なので、
当然の如くYouTubeなどで全編は見られません。残念。。。
あとは
最近、メディアにもよく登場する。
◆スプツニ子
も好きです。
興味のある方はググって下さいね 😉
続く