【音楽エッセイ】気軽にクラシック音楽 楽しめる?【クラシック音楽は嫌いやと言われた件】

 

2020年に東京オリンピックが開催されますが、

私はスポーツには全然興味がなく、

何故、興味がないのかというと、

 

「ルールがわからないから」

それに尽きる。That’s all.

 

ただアスリートの身体能力や

俊敏さは見ていて分かります。

だからルールさえ理解できれば好きになれるかも?

 

美術鑑賞や書道、その他芸術と呼ばれる分野は、

ある程度「基礎知識」がないとわからない。

もちろん基礎知識なんてなくても

「なんとなくいい。」

「なんとなく好き~。」ということもあると思います。

が、それは元々興味がある場合で、

それもある意味

基礎知識を少しでも持ち得てる場合ではないでしょうかね~。

私は年に数回、施設にボランティアで演奏しに行くのですが、

そこでもやっぱり

トークは曲の合間に挟む。

その時に、「日頃、クラシック音楽を聴く人はいらっしゃいますか?」

いたら手を上げて下さい。と質問したら、

手を上げて下さったのはほんの数人。

(数人というより1人だったかも)

しかも、

「クラシック、嫌いや。」と言われてしまいました😥💦

発せられた言葉のニュアンスを

分かりやすく英語で表現すると、

 

I don’t like classical music.

(私はクラシック音楽が好きではありません)

ではなく、

I hate classical music.

(私はクラシック音楽が嫌いです)

😱

ちなみに80代女性。

 

このボランティアでの演奏は、小難しい曲は1曲もなく、

基本的に

日本・世界の歌曲や、歌謡曲、映画音楽などを持っていきます。

ただ、終盤に必ず1曲

自分でアレンジしたクラシック音楽を入れます。

(これはクラシック音楽家としての意地かも知れぬ)

その曲を演奏する前のトークの際に言われた、

クラシック音楽嫌いや、宣言!

オーマイゴット!です、真面目は話。。。

 

世間には、

「気軽にクラシック音楽を楽しんで下さい」

と書かれたチラシのコンサートや、

「クラシック音楽をもっと広めたい」

と謳われているプレイヤーの方がいますが、

それ、

そう簡単なことじゃないぞ~~~!!!

(事実、広まってる気配を感じない)

 

めっちゃくちゃ知恵を絞って

革命的な活動をしないと

難しいぞ~~~!!!

並大抵のことではない。

 

だって、

元々クラシック音楽に興味のない人や、

冒頭で書いたように・・

私にスポーツの基礎知識がないように・・

クラシック音楽という分野の知識がない人に、

「気軽に」なんて言ったって、

気軽じゃないもん。

「気軽にスポーツ観戦してね」

と言われたところで、わからないですもの。

全然、気軽じゃない。

むしろ深刻・・・・。

 

気軽に聞いて下さる方は

元々クラシック音楽が少なからず好きな人か、

興味のある人。

では

では!

では!?

タレントクラシック音楽プレイヤーは何故売れるのか?

それは

【その人自身が好きだから】

キャラやルックスで惹かれる~。

(もちろん、腕前もあります)

(葉加瀬太郎、いいね)

そういう傾向があるのではないでしょうか?

 

でも私は転ばぬ。

いや、七転び八起き。

そんなこともあろうと思い、

有名なクラシック音楽ナンバーを小難しくないアレンジで持って行きました。

 

まず結果を書くと、

「こんな感じのクラシック音楽やったら好きやわ」

「もっと聴きたい」

と言って頂けました。

 

しかし私は

「クラシック音楽をもっと広めたい」

と、軽々しく言えないし、

それを可能にする革新的な知恵もない。

それでも

「クラシック音楽嫌いや」

宣言は回避できるようにしたい。

せめて良い印象

楽しい印象は残してもらいたい。

なんとなく好き~、

でもいいんです。

そんな音楽を作り続けたいし、

自然とそう言って貰えるような

キャラクターでいたい。

然し乍ら、

ここまではっきり言って貰えると

有難いですね!

清々しい!!

 

ちなみにこの時演奏したのは、

『フルートのためのトルコ行進曲』です。

 

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