喜歌劇『天国と地獄』by オッフェンバック

チャンチャーン、チャカチャカ、チャンチャンチャカチャカ〜

なんのこっちゃない、運動会のリレーなど徒競走で超おなじみの曲、

『天国と地獄』!!

以前記した ➡ 「太田胃散のテーマ曲ではありません」と同じくして、

この運動会定番の曲も元は、

19世紀に活躍した、ドイツ系ユダヤ人のフランスの作曲家、

オッフェンバック氏が作曲した『地獄のオルフェウス』と題されたオペレッタの中の序曲なんです。

 

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ギリシャ神話の『オルフェウス』はご存知でしょうか?

愛しあう夫婦が、黄泉の国からの帰り道、亡くなった妻(エウリディーチェ)を迎えにゆくのですが、「決して振り返ってはいけない」と言われたにもかかわらず間違えを侵し、夫(オルフェウス)は振り返ってしまう・・黄泉の国の大王との約束を破ったオルフェウスは妻を助け出すことも出来ず、結局自分も死んでしまう。しかし二人は太陽の沈む国で妻と再び出会いそれから二人は別れることなく暮らしていった。

超簡単にいうとそういうギリシャ神話なんですが、

(日本古事記のイザナギとイザナミの神話と似ていますね)

このオッフェンバックの『天国と地獄』は喜劇(パロディ)なので、内容はこうだ。

 

オルフェウスとエウリディーチェはもうお互いに飽き飽きした夫婦関係として登場。

地獄大王プルトンがエウリディーチェを誘惑して黄泉の国へ連れて行こうとすると、

彼女は「わーい、これで夫と別れられる〜。」と喜び、

夫であるオルフェウスはオルフェウスで、別の女のもとへ走ろうとする。

とはいえ・・一応夫婦なので、オルフェウスはしぶしぶ黄泉の国まで妻を迎えに行くが、

最後にやはり後ろを振り返ってしまい、妻の生還が失敗に終わる。

でもむしろ別れを喜ぶ夫婦と、

神々の賑やかに乱舞する時に、流れるのが、

そう!

あの運動会定番のあの部分のメロディーなのだ〜〜〜!!

 

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一度、序曲を全部聴いてみて下さい。

ストーリーが頭の片隅にあり聴くと、また楽しいですよ 😛

パロディー、いいね 😉

 

小学校の授業でこういうこと教えて欲しいよねぇ。

「運動会のリレーの時に流れてたこの曲はね、

オッフェンバックさんという作曲家が書いたこういう曲なんですよ〜。」と・・・。

そんな授業はきっと楽しいだろうなー。

クラシック音楽に興味を持ってくれる生徒も増えそうだなー。

 

辟易するのが・・・・

スーパーマーケットでこの曲が流れている時。。。。。

「おいおい・・・この曲で購買意欲を高めるのかよ・・・センス・・どうなの?」と、

反対に嫌〜な気分になる。。

わたしゃ購買意欲が高まるというより、

せかされているようで、余計に早く家に帰りたくなるなぁ・・・。

 

然し乍ら、

ここまで人の気持ちを高揚させる曲を創る、

オッフェンバック氏は素晴らしい〜 😀

そう思いませんか? 🙂