【音楽エッセイ】楽器練習=ゲーム

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東京でのコンサート開催まで、1週間を切りました 😛

1週間前っていうと、ほとんどのプレイヤーから発せられる言葉が・・・!?

 

 

「練習しなきゃ!!」(関西弁でいうと「練習せな!」)

 

『練習』という単語を人生でこれほど多く使う職業もあまりないんちゃうかなぁ。

スポーツ選手はある程度年齢制限があるし。。。

音楽家(この場合演奏家を指す)は死ぬまで現役可能ですからね。

 

まぁ「楽器練習」は自分との孤独な戦い。

その仕事がオケの演奏であれ、小編成のアンサンブルであれ、

合奏練習をするその日まで、ひたすら個人練習を要する。

 

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楽器の練習はゲームに似ている(と個人的に思う)。

ゲームも次のステージに進むまではひたすら「練習」をしてるわけでしょ?

でもゲームのすごーいところは、その「練習」という過程を、

プレイヤーに「練習」と思わせていないところ。

「プロセスも楽しい〜。」マジックだ〜!

だからゲームなんだろうけど。。

 

で、ある日私は思った(大学生の頃)。

「練習」だと思うから辛く苦しく感じるわけで、

このパッセージが吹けたら(指がスムーズに動くようになったら)、

次のステージへ進める〜。

そしてそれがレベルアップにつながるのだ〜!!

 

指のテクニックを鍛える教則本なんかを日々の課題にしている時、

音楽ゲームだと思って楽しんで練習すると、

日に日にテンポアップ出来てきて、ワクワクしたものです。

 

ところで、私はパズル系のゲームが結構得意。

テトリスにはまった時代があって、これが結構なスピードでどんどん消して行けた!

でも「テトリス脳」になって、きっぱり辞めた。。

 

「テトリス脳とは?」私が勝手につけた病なんですが・・・・、

テトリスをやりすぎて(上手くなりすぎて)、瞼を閉じても、

どんどんブロックが落ちてきて、眠ろうとしても、そのブロックを組み合わせて消していくという・・・ 😐

テトリスの現像、幻覚が頭の中で繰り広げられる〜〜〜。

怖っ!

 

でも辞めてすぐになくなったけど。。。

 

今はね、「キャンデークラッシュ」をしてます。

iPad アプリで。

実はですねぇ、最近でこそ、この「キャンデークラッシュ」はCMに流れるくらいメジャーなパズル系ゲームになってますが、

私はそれより以前からやっている 🙂

2013年タイに訪れた時、電車の中で「キャンデークラッシュ」で遊んでいるタイ人を見て、

「お、このゲーム世界的なんや〜。私、もっと先のステージに進んでるで〜。」と思ったもんね 😀

因みに「キャンデークラッシュ」脳にはなってません。

あれは課金ゲームなので、(たまの)セール以外の時は課金はしませんから、

毎日出来る回数が限られているもんでね・・ 🙄

 

とまぁ、話は逸れましたが・・・・・。

 

何かをやり遂げるには、

忍耐と根気、それを維持するための体力が必要でございます。

必要不可欠!!!

 

楽器の鍛錬は、物理的(認識できる範囲)に楽器演奏が上達する以上に、

色んな精神論を教えてくれます 😀

それが想像力に繋がったり、人を思いやる気持ちとか、愛とか。

そういうものを気づかせてくれますよ〜。

 

練習頑張って!!!

(お前もな〜って声が聞こえてきそうやぁ〜 😉 )

 

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