インストルメント曲はタイトルで勝負

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最近、車の中で懐メロを聞くことが多い。

〜大学生時分に聞いていた曲は歌詞が自然と出てきて、歌える曲が多い。

その訳は、学生時代にドラックストアーでアルバイトしていた時、

有線放送で散々聞いたから、それが耳に残り、口が覚えたからだろうなぁ。

今は、「流行り廃り」のスピードが速く、「ロングセラー」があまりないので、

ラジオで聞くくらいだとぜんぜん覚えられない。

 

歌詞のある曲はいいですね🎵

伝えたいことが(当然)言語化されてて、想いが直球。

とは言いつつ、歌詞付き音楽の場合、多くの人は「音楽(メロディー」を聴いていて、

歌詞は音楽の半分くらいしか聞いていないらしい。

実際、「これなんて歌ってるかよく聞き取れない・・・💧」という曲も見受けられる。

しかし!!名曲は「メロディー」と「歌詞」が絶妙で素晴らしい〜。

韻を上手く踏んでいる歌詞にそれにマッチした音楽が重なると、

すぐに歌詞が頭に入ってくる。

あとはキャッチーに、一番伝えたいこと(単語・言葉)を繰り返してたりするのもいいね(サビが多い曲)。

 

それに引き換えインストの曲は・・・・・・・!!??
(インスト【instrument】とは楽器の略式な言い方で、歌詞のない楽器だけの音楽を指す)

私の作っている曲はその99%がインストの曲(数年前、作詞作曲もした曲もある)。

何に悩むかと言えばズバリ、タイトル!!

歌詞だと上記にも書いたように、

言いたいこと伝えたいことを音楽に乗せればいいから、わかりやすい。
(比喩表現など使ったとしても)

でもインストの場合、音楽だけを聴くと、

「あぁ〜こういう感じ。かな?」としか伝わらないんじゃないかなぁ?

しかもザックリ「楽しい」「悲しい」「寂しい」「明るい」「怖い」「暗い」・・。

そこで大切なのがタイトル。

音楽だけ聞くと「楽しい」、だけどタイトルを読むと「甘酸っぱい」印象に変わるとか、

「暗い」と思ったが実は「悲しい」とか、

様々な感情に微妙な変化をつけることが出来ます

それなので、自ずと慎重になります。

出来るだけ、自分の想いを届けたい!と思うが故に。

勿論、発表して手元を離れると、どんな風に解釈されても、それはそれで喜ぶべきことなのですが。

ちなみに、

故意に音楽とタイトルをちぐはくさせたり、

わざと謎めいたタイトルを付けて、印象に残す、

というテクニックもありまする〜。

 

私は音楽と同じくらい文学も大好きなので、

タイトル付けは悩むがワクワクする作業でもあります 😀

 

そうね〜、今まで作曲したオリジナル曲で特に好きなタイトルは、

supper club [shooting star]←YouTubeアリ

木曜日の呪縛←YouTubeアリ

『sky drop』

マロニエの罠←YouTubeアリ

『幻想ドライブ〜Hの悲劇〜』

です!!!!!!😊😊😊

 

フランス人作曲家、エリック・サティーも面白い(超個性的)タイトルを付けた曲が多いですね。

*『犬のためのぶよぶよした前奏曲』

*『干からびた胎児』

*『5つのしかめ面』

などなど。

どんな曲か聴いてみたい!と思う。のは私だけ??