金曜日に、デザインクリエイティブセンター神戸(通称:KIITO)の、
石塚まこ アーティストトークに参加して来ました。
その名の通り、
展覧会の作家を招いて、自身の作品について語ってもらうというイベントですが、
現代アートの多くの場合、
その作品を見るだけだと、なかなか制作の意図が伝わらない。
プロセス(解説)を聞いて、「なるほど!その思考がこの形になるのか!」と驚くことがある。
例えば、
河原に落ちていそうな普通の石ころに赤く色を塗り、ガラス台の上に置いている作品があるとする。
それを何の前知識もなく鑑賞すると、正直・・・・????頭にはてなマークが浮かぶ。
しかし作家の作品の解説を読むと、
哲学的であったり、
作品以上のもっともっと大きな思想が隠されていたり、様々。
反対に、「見る人の解釈にお任せしますよ」という作品も存在する。
「作品と解釈(プロセス)」で一つの芸術になる。という点が、
現代アートの最大の魅力ではないでしょうか。
「考えさせられる」「思考が活性する」という行為が、私の芸術家魂を激しく揺さぶる。
だから大好きなんですよ!現代アート✨
考えずにはいられない!
ずっと考えていたい!
今回も、作家さん本人から作品の意味やプロセスを語って下さり、
そりゃもうたまげたたまげた。
作家の解釈を聞く前(読む前)に、いつもある程度
「こういう感じの解釈から、この作品になったんちゃうかなー。」と予測するのですが、
まぁいつもだいたい違ってます、はい・・。
石塚さんの作品も、ものすごく奥が深く、
「私の頭の中の世界とは、全く異なる世界が広がってるんだなぁ・・」と
感動したり関心したり、驚きの連続でした。
石塚まこさんの展覧会は10月22日まで開催しています。
詳しくは冒頭のリンクからどうぞ。
KIITO の建物自体がトーーーーーーっても素敵なので、芸術好きな方は是非一度訪れて見てください。
しかし、あんまり知られてないよな、KIITO.