【音楽エッセイ】作曲は感情のデトックス、そうカタルシスなのだ!

6月からしばらく作曲や編曲依頼の仕事、

7月のライブの曲制作で

忙しくしております。

私にとって「作曲」とはなんだろう?

と考えた時、

言語を用いない

感情表現のツール(パレット)だと思った。

もちろん、この場合は、

なんの縛りもない、

湧き出る感情を思うがまま

表現して良い時のことです。

そう、まさに【カタルシス】。

カタルシスとは、《浄化》のことで、

もう少し詳しく言うと、

《心のしこりを外部に表出されることで症状(感情)を

昇華させること》

究極ですね。

作曲家は作品を書くことにより、

感情を浄化、昇華させ、

また、

聴く人は、音楽により

心の中に解消されないで残っていたある気持ちが、

曲をきっかけに、一気に取り除かれ浄化される。

芸術って素晴らしい。

作曲だけではありません。

演奏だって、そう。

「あなたの演奏に心が打ち震えました。」

これも立派なカタルシスではないでしょうか?

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【Black Butterfly 黒蝶】

この曲はまさに‼️

私の感情の叫びです。

心のデトックス、カタルシス。

今は神戸の六甲に住んでいますが、

数年前は三宮に住んでいました。

帰り道に、歓楽街があり、

夜、そこを通ると、

夜のお勤めの美しい女性たちのキラキラした姿が

いつも垣間見れました。

その時分、私は落ち込んで真っ暗闇を手探りで

歩いている時で、

その美しい女性たちが黒い蝶に見えました。

華やかに見える世界なのに、

何故か黒い蝶でした。

その黒蝶が、

「懸命に羽ばたき、

時に羽を休め、

昇華していく様子」を

音楽で表現してみました🎶

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この曲はとっても思い入れが強い曲なんです。

何故なら!?

初めて売れたオリジナル曲楽譜だから!

💓

(基本的にオリジナル曲の楽譜なんてほとんど売れません💧)

一時期YouTubeから削除していたのですが、

撮影し直して、アップしました。

楽譜も再販売中!

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