昨日のネコのお話からの続きで、
本日はネコの本の紹介。
芸術家はネコ好きな人が多い。
詳しく統計をとったわけではないが、
少なくとも私の音楽仲間、その他芸術関係者は
圧倒的にみんなネコ好き 😉
芸術的なフォルムや、
うちに秘めた妖艶さ、
クルクル変わる表情の豊かさ、
七変化する声色、
意のままにならない態度などが
芸術家の心をくすぐる。
想像力を掻き立てる。
そして、それより何より美しく愛らしい。
底知れない魅力に翻弄される。
日本=ネコといえば、やはり夏目漱石でしょうか。
「ネコ好き」だったかは定かではないらしいですが。
私の中で愛猫家の文豪といえば、谷崎潤一郎です。
音楽家でいうと、フジ子・ヘミングですね。
日本以外で言うと、
ジョン・レノンやピカソもネコ好きだったようです。
→ 「作家の猫」
この本は、28人の作家(美術作家も含む)の飼っていたネコと
生前の、ネコとの暮らしと作品との関わりについて記録されたものです。
(作品もカラー掲載です)
やはりみんなネコに関する作品を制作されていますね。
わかりますよー。
ネコはインスピレーションを刺激する。
巻末には、
猫好きによる、猫好き作家による名作文学館にようこそ。
「猫の名作文学館」というタイトルで、
あ行から、ら行までの作家の作品が掲載されています。
表紙のネコは、今は亡き中島らもの愛猫です。
ネコ好きで文学好きな方はワクワクしっぱなしの本です。
教養を高めてくれますしね 😉
この本はもう大昔に買ったもの。
(多分、遡ること約15年)
ことあるごとに、何度も何度も読み返しています。
そういう本っていいですよね。
一回読んで終わり。ではなく、
何かの拍子に何度も手に取りたくなる本。
\( ˆoˆ )/
貴重です 💡
まだ読んでいませんが、こんな本も面白そうです。
ちなみに、
→「 作家の犬」
犬バージョンもありましたよ!!