オススメ書籍 14【作家の猫】

昨日のネコのお話からの続きで、

本日はネコの本の紹介。

芸術家はネコ好きな人が多い。

詳しく統計をとったわけではないが、

少なくとも私の音楽仲間、その他芸術関係者は

圧倒的にみんなネコ好き 😉 

芸術的なフォルムや、

うちに秘めた妖艶さ、

クルクル変わる表情の豊かさ、

七変化する声色、

意のままにならない態度などが

芸術家の心をくすぐる。

想像力を掻き立てる。

そして、それより何より美しく愛らしい。

底知れない魅力に翻弄される。

 

日本=ネコといえば、やはり夏目漱石でしょうか。

「ネコ好き」だったかは定かではないらしいですが。

私の中で愛猫家の文豪といえば、谷崎潤一郎です。

音楽家でいうと、フジ子・ヘミングですね。

日本以外で言うと、

ジョン・レノンやピカソもネコ好きだったようです。

→ 「作家の猫

この本は、28人の作家(美術作家も含む)の飼っていたネコと

生前の、ネコとの暮らしと作品との関わりについて記録されたものです。

(作品もカラー掲載です)

やはりみんなネコに関する作品を制作されていますね。

わかりますよー。

ネコはインスピレーションを刺激する。

巻末には、

猫好きによる、猫好き作家による名作文学館にようこそ。

「猫の名作文学館」というタイトルで、

あ行から、ら行までの作家の作品が掲載されています。

表紙のネコは、今は亡き中島らもの愛猫です。

ネコ好きで文学好きな方はワクワクしっぱなしの本です。

教養を高めてくれますしね 😉 

この本はもう大昔に買ったもの。

(多分、遡ること約15年)

ことあるごとに、何度も何度も読み返しています。

そういう本っていいですよね。

一回読んで終わり。ではなく、

何かの拍子に何度も手に取りたくなる本。

\( ˆoˆ )/

貴重です 💡 

まだ読んでいませんが、こんな本も面白そうです。

「もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた」

 

ちなみに、

 

→「 作家の犬

犬バージョンもありましたよ!!