【音楽エッセイ】音楽家とピグマリオン効果

講師など、人を育てる仕事をされている方なら

もうご存知のピグマリオン効果!!

簡単に言うと、

「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」

ということですね。

私は若かった頃、

ひじょーーーーーに尖った奴でした・・・💧

血気盛んで、

世間を斜めに見、

自分の理想と現実の差に憤慨し、

それを態度に出すという・・・

とんでもない嫌な奴でした。

しかし

年を重ね、

幾度の失敗も経験し、

気づいた。

「怒りからは何も生まれない!」

これからは、

「人を褒め、

もっと自分を許していこう!」と。

それまで、

メンバーとリハーサルをするときも、

空気がはりつめる時が多かった・・。

「なんで出来ひんねん!」

「ふざけんな!」

「練習してこい!」

と、言葉に出さないまでも、

私の表情と態度とオーラが

そう物語っていたはず😱

(まぁ基本的に練習してこないのはダメだけどさっ)

怖っ!

でも辞めました。

もっと

楽しく、

そして人を信じ、

良いところを褒めていこうと思いました。

何もヨイショしよう、ということではありません。

とにかく、

メンバーを信じよう!!

そして、

期待しよう!!

と。

🎶🎶

人って面白いもので、

期待されると嬉しい。

だから

もっと頑張る!

これは自分の経験から得た感想です。

 

私自身も

先生や、友人、後輩に

「期待されてる」と感じると、

猛烈、頑張ってしまうタイプです。

 

🎶🎶

そのように、

メンバーにも接していくと、

関係性だけでなく、

音楽性も向上してきました。

これ実話。

そして舞台で、

私たちメンバーが心から楽しそうに

演奏する姿を見て、

お客さんの温度も上がってきました。

お客さんの温度が上がり、

反応が手に取るようにわかるようになると、

「次はこういうことをしてみよう」という、

アイデアもどんどん生まれます。

🎶🎶

生徒を教える時も同じですね。

心から信じて

「期待してるからね!」

言葉や態度で

現すと、かえってきます(^ ^)

特に

音楽という感性の豊かさを極め、

志すものがある人なら尚更。

ま、ま、まぁ・・・稀に、

応えてくれない場合もありますけどね。。

(そういう人はそもそも情熱が薄いんだろうか)

🎶🎶

10月になり、

いよいよ12月のコンサートの曲制作が

本格化してきました。

今年は、アルトフルートや龍笛も交えた

アンサンブルを沢山出来ますので、

作曲や編曲にも力が入ります。

そしてとても勉強になっています。

コンサート情報はこちら

上松明代のフルートと作曲の世界2019

 

「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」

直接、第三者から「期待している」と言われなくても、

現在の自分に、未来の自分から

「期待しているよ!未来は明るいよ!!」

というメッセージを貰った!と想像するだけで

人って結構頑張れるものです。

(引き寄せの法則に似ている)

だから私は今日も頑張る。

誰からも期待されてなくとも。

自分だけが自分を信じられたら

それでいいのだ‼️

😆✌️