小春日和から
日中は初夏を感じる陽気に移り変わってますね。
毎年、
この時期になると決まって聴きたくなる音楽があります。
何か根拠があるわけでもなく、
ただ想いのままに。
それが「エンヤ」とテレマンの「ターフェルムジーク(食卓音楽)」。
エンヤは言わずと知れた、
ニューエイジミュージックの火付け役となった歌手ですね。
特徴あるサウンドなので
一度聞くと、忘れられない。
異なる楽曲を聞いてもエンヤとすぐにわかってしまうほど
個性のある音楽。
CM等にも使われているので、
ほとんどの方が聞かれたことがあるでしょう。
冷たいような暖かいようなサウンドが、
私の中では何故か初夏の音楽。
何かが始まりそうな、
「期待」と「平静」が入り混じったような音楽。
新緑を感じる。
(だから初夏に聴きたくなるのか!?)
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については、
以前、神戸っ子の音楽エッセイに掲載したことがありますが、
こちら→ 音楽と味覚「食卓音楽とテレマン」
これも私の中では、
春〜初夏の曲なんですよね。
同じバロックの曲でも、
バッハやヘンデルではない!
そしてテレマンのフルートソナタではない!
何故か「ターフェルムジーク 」!
推測するにこの曲集は、
劇的な印象深さがない故に、
思考や気候、
いわゆる「五感」を邪魔しない、
「五感」を研ぎ澄ますメロディーとハーモニーが
ちょうど心地よいのだと思います。
ま、そりゃそうですよね。
なんたって「食卓音楽」ですもの。
食事をしながら感情が揺さぶられすぎる音楽は意味をなさない。
(とりあえず理由はわかった😊)
音楽と記憶の関わりは深く、
印象深い時期にループで聞いていた
「音楽」と「記憶」の結びつきは強い。
(香りも同様ですね)
今回の2つの音楽は、
記憶との結びつきがあるわけではありませんが、
感情だけではなく、
「季節」によって
聴く音楽を変化させると、
音楽を愉しむ幅が、ぐんと広がります♫
あなたも季節で音楽をデザインしてみて下さい。
きっと楽しいはず〜🌈
「エンヤ」と「ターフェルムジーク 」も是非、一度聴いてみて❣️