2019年のMusic Artにて
初披露した、
フルートと龍笛のための小品『月紬』(つきつむぎ)ですが、
初めて書いた編成の曲です。
まぁそもそも、この2つの楽器編成の曲自体が
ものすごく珍しいのですが。
珍しいこともあり、作曲に苦戦しました💦
ここだけの話、一番最後まで仕上がらなかった曲が
この曲です。
最初書き上がった時、
実際に演奏してみたらイメージと違う・・・。
音がガチャガチャして全然、静寂な月夜の感じがしない・・・。
それから手直しして、やっと仕上がったのが
演奏会2週間前。遅っ!
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この曲のイメージや構想はもう随分前からありました。
具体的な曲のイメージは、
*舞台は古の日本。ある静寂な月夜、ふと空を見上げると満月がバラバラに砕けた。その月のかけらを、龍笛とフルートの「音霊」により、元の満月につむいでいく様子を表現。
やはり明確なイメージがあると曲作りがスピードアップします。
想像が形作られていく過程はワクワクしますしね。
しかし、作曲というものは
「無から有を生じる」ものなので
仕上がるまで「山あり谷あり」「歓喜あり悲哀あり」と
「試行錯誤」「トライ&エラー」しながら完成に向かいます。
意外にも、
コンサートで回収したアンケートでは、
この『月紬』が一番好評でした✨✨
嬉しいったらありゃしない😆❣️
是非聴いて、
私の頭の中の想像を追体験してみて下さい♫